男女雇用機会均等法の概要・目的・適用対象|間接差別の3つの措置を解説

男女雇用機会均等法の概要・目的・適用対象|間接差別の3つの措置を解説 労働社会保険諸法令の基礎知識
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男女雇用機会均等法は、雇用における男女差別を禁止し、職場のハラスメント防止を定めた法律です。

この記事では、法律の目的・適用対象・禁止される差別の場面と間接差別について解説します。

林 利恵

Rie HAYASHI, MPH, PhD
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博士(医学)
特定社会保険労務士
東豊社労士事務所 代表
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医学研究者から社労士へ転身
労働衛生の専門知識を活かし
・就業規則作成
・メンタルヘルス対策
・両立支援
を得意としています
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目的

男女雇用機会均等法の目的は2つです。

  • 雇用の分野における男女の均等な機会・待遇の確保
  • 職場における性的言動・妊娠・出産等に関するハラスメントの防止

適用対象

パート・有期・派遣労働者を含むすべての労働者が対象です。

事業主は、性別を理由とした差別的取扱いが禁止されます。

禁止される差別の場面

性別を理由とした差別的取扱いが禁止される場面は次の5つです。

  • 募集・採用
  • 配置・昇進・降格・教育訓練
  • 住宅資金の貸付け等の福利厚生
  • 職種・雇用形態の変更
  • 退職勧奨・定年・解雇・労働契約の更新

間接差別の禁止

性別以外の要件であっても、実質的に一方の性別に不利益となり、合理的理由のない次の「3つの措置」は禁止されています。

  • 募集・採用時の「身長・体重・体力」の要件
  • 募集・採用・昇進・職種変更時の「転居を伴う転勤への対応」の要件
  • 昇進時の「転勤経験」の要件

むすび

男女雇用機会均等法は、募集・採用から退職まで雇用の全場面での性差別を禁止しています。

外形上は中立に見えても結果として特定の性別に不利益を与える「間接差別」も禁止される点が重要です。