労働社会保険諸法令の基礎知識

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国民健康保険の給付制限|法第59条・第60条と第三者行為をわかりやすく解説

けんかでけがをしたら保険は使えない。そう聞いたことがあるかもしれません。条文を読むと、確かにそういう規定があります。ただし「行わない」と「行わないことができる」では意味がまったく違います。給付が止まる場面を、条文の語尾に沿って整理します。給...
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国保の出産育児一時金・葬祭費・傷病手当金|法第58条と給付の3分類を解説

国民健康保険には傷病手当金がない。そう説明されることがありますが、正確ではありません。条例で定めれば支給できます。国保の給付は、法律で必ず行うものと、条例・規約に委ねられるものが入り混じっています。条文の語尾を追いかけると、その境目がはっき...
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高額療養費制度の令和8年8月見直し|年間上限の新設と多数回該当の維持を解説

令和8年8月から、高額療養費制度が変わりました。月額の上限が引き上げられる一方で、新たに「年間上限」が設けられています。負担が増える人と減る人が分かれる改正です。しかも見直しは2段階で、令和9年8月にも所得区分の細分化が控えています。何がど...
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入院時食事療養費・保険外併用療養費・療養費とは|国保の6つの給付を解説

入院したときの食事代は、医療費とは別に請求されます。なぜ療養の給付に含まれないのか。国民健康保険法第36条第2項は5つの療養を療養の給付から除いていますが、それらが保険の対象外になるわけではありません。別の給付が用意されているからです。令和...
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国民健康保険の療養の給付と一部負担金|法第36条・第42条と令和8年改正を解説

病院の窓口で3割払う。その根拠が国民健康保険法第42条です。ただ条文を読むと「3割」とは書いておらず、「6歳に達する日以後の最初の3月31日」といった独特の表現が並びます。令和8年改正では、市販薬と同じ成分の処方薬について新しい負担も生まれ...
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国民健康保険の資格取得・喪失と届出|法第7条〜第9条をわかりやすく解説

国保は資格取得が「その日から」、喪失が「翌日から」です。この1日のずれには理由があります。また、引っ越しのときに国保の届出をした覚えがないのは、住民票の届出でみなされているからです。ただし条件があります。届出まわりの落とし穴を条文で整理しま...
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国民健康保険組合とは|設立要件と健康保険の適用除外を解説(法第17条・令和8年改正)

医師国保、建設国保、食品国保。名前は聞いたことがあっても、市町村の国保と何が違うのかまでは意外と知られていません。法人成りしたのに医師国保に残っている先生がいるのは、健康保険の適用除外という仕組みがあるからです。令和8年改正でその手続も変わ...
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国民健康保険の被保険者と適用除外|法第5条・第6条をわかりやすく解説

国保に「入る手続き」をした覚えがない、という人は多いはずです。それもそのはずで、国保は要件を満たせば当然に被保険者になる仕組みだからです。届出は資格を生む手続きではありません。誰が入り、誰が入らないのか。法第5条と第6条をセットで整理します...
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国民健康保険法|都道府県と市町村の役割分担を解説(国保運営方針・標準保険料率)

国保の保険料を決めているのは都道府県だと思っていませんか。決めているのは市町村です。都道府県が示すのはあくまで「標準」で、条例で保険料率を定めるのは市町村。平成30年度の都道府県単位化でどこまでが都道府県の仕事になったのか、条文に沿って整理...
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国民健康保険法|制度の全体像と保険者をわかりやすく解説(都道府県単位化・法第3条)

国民健康保険の保険者は市町村、と覚えている方は要注意です。平成30年度から、保険者は「都道府県+市町村」の二階建てになりました。会社を辞めた従業員が入る先でもあり、事業主にとっても無関係ではありません。国保法の入口として、目的・保険者・役割...
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カスハラ・求職者等セクハラの施行準備|就業規則の改定と周知先の整理を解説(令和8年10月1日まで)

本記事投稿時点で残り1か月を切りました。指針はすでに告示され、やるべきことは出そろっています。何から手をつけるか。日数がかかるものから逆算すると、答えは決まります。※以下の労働施策総合推進法と男女雇用機会均等法の条番号は、令和8年10月1日...
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ハラスメント措置義務の5類型比較|パワハラ・セクハラ・カスハラ・求職者等セクハラの違いを解説

令和8年10月1日から、措置義務の対象になるハラスメントは5類型になります。共通する部分と、そうでない部分があります。違いはどこから生まれるのか。ひとつの視点で整理できます。※以下の労働施策総合推進法と男女雇用機会均等法の条番号は、令和8年...
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求職者等セクハラの相談窓口と事後対応|人事以外の担当者と教育機関との連携を解説(措置義務の第2〜4の柱)

相談窓口を、誰に知らせるのか。求職者等セクハラでは、答えが逆になります。守る相手が社外にいるからです。そして指針は、人事担当者以外を窓口にすることも考えられる、と書いています。理由を含めて整理します。※以下の条番号は、令和8年10月1日施行...
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求職活動等に関するルールの明確化|OB訪問の面談時間・場所・SNSを解説(求職者等セクハラ措置義務の第1の柱)

社員が学生と、いつ、どこで、どのツールで会うのか。会社は決めていますか。求職者等セクハラの措置義務には、他のハラスメント指針にはない項目が入っています。「求職活動等に関するルールの明確化」です。※以下の条番号は、令和8年10月1日施行後のも...
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求職者等セクハラの性的な言動|6つの典型例とインターンシップのリスクを解説(対価型・環境型の区分がない理由)

指針が挙げる典型例は6つ。そのうち3つがインターンシップです。採用面接は1例しかありません。どこにリスクがあると考えられているのか、例の並びがそのまま答えになっています。※以下の条番号は、令和8年10月1日施行後のものです。現行のe-Gov...
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求職者等セクシュアルハラスメントとは|求職活動等の範囲とOB訪問・インターンを解説(男女雇用機会均等法第13条)

令和8年10月1日から、もうひとつ義務化されるものがあります。求職者等に対するセクシュアルハラスメント対策です。カスハラと同じ日に始まりますが、構造はまるで違います。守る相手が社外にいて、加害者が社内にいるからです。※以下の条番号は、令和8...
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フリーランスへのカスタマーハラスメント|検討条項とフリーランス法第14条の守備範囲を解説

同じ現場で、同じ客から、同じことを言われた。片方は正社員、もう片方は業務委託のフリーランス。守られ方が違います。令和8年10月1日から始まるカスハラ対策の義務は、フリーランスには及びません。ではどうなっているのか。整理します。※以下の条番号...
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カスタマーハラスメントの責務規定|顧客等の責務と他の事業主への協力を解説(自社が加害側になる場面)

カスハラ対策というと、自社の社員を守る話だと思われがちです。ところが条文を読むと、半分以上は逆を向いています。自社の社員が、他社の社員に対して加害側にならないための規定です。今回は責務規定と協力義務、そして望ましい取組を扱います。※以下の条...