老齢厚生年金の基本について解説

老齢厚生年金の基本について解説 労働社会保険諸法令の基礎知識
林 利恵

Rie HAYASHI, MPH, PhD
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博士(医学)
特定社会保険労務士
東豊社労士事務所 代表
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医学研究者から社労士へ転身
労働衛生の専門知識を活かし
・就業規則作成
・メンタルヘルス対策
・両立支援
を得意としています
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老齢厚生年金とは

厚生年金に加入していた方が、老齢基礎年金に上乗せして受け取る年金(2階部分)です。

受給要件

次のいずれも満たしていることが必要です。

  1. 老齢基礎年金の受給資格期間(10年以上)を満たしていること
  2. 厚生年金の被保険者期間が1か月以上あること

年金額の構造

老齢厚生年金は以下の3つの要素で構成されます。

  • 報酬比例部分:現役時代の給与・賞与と加入期間に応じて計算
  • 経過的加算:一定の場合に加算
  • 加給年金:生計を維持する配偶者や子がいる場合に加算

加給年金(令和7年度)

生計を維持する配偶者や子がいる場合、以下の額が加算されます。

  • 配偶者:239,300円(特別加算含む場合最大415,900円)
  • 子:第1子・第2子各239,300円、第3子以降各79,800円

※金額は年度により変動します。

支給開始

原則65歳から支給されます(繰上げ・繰下げも可能)。

むすび

厚生年金に1か月以上加入していれば、老齢基礎年金に加えて老齢厚生年金も受給できます。特に加給年金は家族構成により大きく影響するため、事前に確認されるといいと思います。

個別の手続きや試算についての詳細は日本年金機構などへの相談ををお勧めします。

老齢厚生年金の受給要件・支給開始時期・年金額|日本年金機構

加給年金額と振替加算|日本年金機構