子の看護等休暇と介護休暇は、育児・介護休業法に基づく短期の休暇制度です。
長期にわたる「休業」とは異なり、1日または時間単位で柔軟に取得できます。
この記事では、両制度の取得事由・日数・共通ポイントについて解説します。
子の看護等休暇とは
小学校3年生修了までの子を養育する労働者が取得できる休暇です。
取得事由
- 子の負傷・疾病による看護
- 子に予防接種・健康診断を受けさせるため
- 感染症に伴う学級閉鎖等
- 入園(入学)式、卒園式
取得できる日数
- 子が1人:年5日
- 子が2人以上:年10日
介護休暇とは
要介護状態にある対象家族を介護等する労働者が取得できる休暇です。
要介護状態、対象家族については過去記事をご参照ください。
取得できる日数
- 対象家族が1人:年5日
- 対象家族が2人以上:年10日
両制度共通のポイント
時間単位での取得が可能です。日雇労働者を除くすべての労働者が対象となります。
なお、労使協定により「週所定労働日数が2日以下の労働者」を除外できます。
休業との違い
休暇は短期・単発の利用(1日または時間単位)であるのに対し、休業は長期にわたる継続的な利用です。
子の看護等休暇・介護休暇の比較
| 子の看護等休暇 | 介護休暇 | |
|---|---|---|
| 対象 | 小学校3年生修了までの子 | 要介護状態の家族 |
| 日数(1人) | 年5日 | 年5日 |
| 日数(2人以上) | 年10日 | 年10日 |
| 時間単位取得 | 可 | 可 |
むすび
子の看護等休暇は小学校3年生修了までの子を対象とし、看護・予防接種・学級閉鎖・入園式(入学式)・卒園式など幅広い事由で取得できます。
介護休暇は要介護状態の家族が対象です。
いずれも子または対象家族が1人なら年5日、2人以上なら年10日取得でき、時間単位での取得も可能です。
長期の「休業」と使い分けることで、育児・介護と仕事の両立がより柔軟になります。

