企業年金(3階部分)の概要

企業年金(3階部分)の概要 労働社会保険諸法令の基礎知識

公的年金の上乗せとして位置づけられる「企業年金(3階部分)」の概要です。

林 利恵

Rie HAYASHI, MPH, PhD
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博士(医学)
特定社会保険労務士
東豊社労士事務所 代表
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医学研究者から社労士へ転身
労働衛生の専門知識を活かし
・就業規則作成
・メンタルヘルス対策
・両立支援
を得意としています
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厚生年金基金

平成26年4月以降、新設が認められていません。既存の基金は他の企業年金制度への移行または解散・整理が進められています。

確定給付企業年金(DB)

将来の給付額があらかじめ確定している制度です。運用リスクは事業主が負担し、運用成果にかかわらず約束された給付額が支払われるため、従業員にとっては安心感があります。

確定拠出年金(DC)

事業主が拠出する掛金額が確定している制度です。運用成果次第で最終的な給付額が変動します。企業型DCと個人型DC(iDeCo)があります。

※iDeCoは国民年金基金連合会が実施する個人型確定拠出年金制度です。任意加入で、加入者自身が掛金を拠出し、自分で運用商品を選択して運用する私的年金制度です。

導入を検討される企業の方へ

企業年金制度の導入・変更には、法令遵守と従業員への丁寧な説明が不可欠です。自社に適した制度設計についてお悩みの際は、社会保険労務士にご相談ください。