労災保険制度の概要について解説

労災保険制度の概要について解説 労働社会保険諸法令の基礎知識

労災保険制度とは、業務上または通勤途上の災害により負傷、疾病、障害、死亡した場合に、被災労働者や遺族に対して必要な保険給付を行う制度です。

林 利恵

Rie HAYASHI, MPH, PhD
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博士(医学)
特定社会保険労務士
東豊社労士事務所 代表
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医学研究者から社労士へ転身
労働衛生の専門知識を活かし
・就業規則作成
・メンタルヘルス対策
・両立支援
を得意としています
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制度の目的

  • 労働者の業務上の事由または通勤による負傷、疾病、障害、死亡等に対して迅速かつ公正な保護
  • 被災労働者の社会復帰の促進
  • 遺族の援護
  • 適正な労働条件の確保

適用事業

原則

原則:労働者を使用するすべての事業

例外

例外:一部の農林水産業等(暫定任意適用事業)

保険料

全額事業主負担(労働者負担なし)

給付の種類

業務災害

  • 療養補償給付
  • 休業補償給付
  • 傷病補償年金
  • 障害補償給付
  • 遺族補償給付
  • 葬祭料
  • 介護補償給付

通勤災害

  • 療養給付
  • 休業給付
  • 傷病年金
  • 障害給付
  • 遺族給付
  • 葬祭給付
  • 介護給付

その他

  • 二次健康診断等給付
  • 社会復帰促進等給付

むすび

労災保険は原則としてすべての事業に適用され、保険料は全額事業主負担です。

業務上または通勤途上の災害が発生した場合、迅速な手続きが必要となりますので、制度の概要を理解しておくことが重要です。

詳細は労働基準監督署等でご確認ください。

労災補償・労働保険徴収関係|厚生労働省

請求(申請)のできる保険給付等 ~全ての被災労働者・ご遺族が必要な保険給付等を確実に受けられるために~|厚生労働省

労災保険給付の概要|厚生労働省