笑う門には福来る
身近なコミュニケーションによって職場を楽しくすることにより、組織の能力を引き出し、チームワークを発揮し、仕事の成果が高まる効果が期待できます。
人は楽しんでいる時こそ、最大の能力を発揮します。
2015年の箱根駅伝で青山学院が優勝しました。強いだけでなく、選手たちが楽しそうに走っているのが、とても印象的でした。
「ワクワク大作戦」 青山学院の原監督が、選手をリラックスさせるためにたてた作戦です。元々実力のある選手たちです。優勝を狙えるチームにまで成長していました。
監督は、優勝を意識して緊張していた選手たちに、実力を発揮できるようにリラックスして欲しかったのでしょう。
他の強豪校の選手たちとの実力は拮抗していたと思いますが、もしかして勝敗を分けたのは、「笑顔」だったのかもしれません。
スポーツの世界に限らず、ビジネスの場でも、実力を最大限に活かすために、そしてコミュニケーションツールとして 「笑顔」はとても有効だと考えます。
「笑いヨガ」とは
インドの医師マダンカタリアが開発した、ヨガの呼吸法と笑いの体操を合わせた健康体操です。「笑いヨガ®」は、マダンカタリアの登録商標です。
笑う気分かどうか関係なく、みんなと一緒に「ハハハハ」 と声を出して笑うことで、自然に笑うことができます。冗談・ユーモア・コメディを使わずに笑います。
始めは体操として笑いますが、集団で笑う体操をすることを続けることにより、自然に笑いが伝染して、本当の笑いに変化していきます。
笑いの健康への良い効果については良く知られていますが、体は作り笑いと本当の笑いの区別がつかないので、作り笑い、すなわち「笑いヨガ」でも健康への良い効果が実証されつつあります。
手拍子や深呼吸を組み合わせたもので、子供から高齢者まで誰でも簡単にできます。またコミュニケーションの潤滑油としても、人間関係 を豊かなものにしてくれます。
何より笑っていると、気分が良くなり、そして元気になります。
「笑いヨガリーダー」とは
「笑いヨガ」のセッションをリードしたり、場を作ったりすることができることをラフターヨガ・インターナショナル・ユニバーシティが 認定した資格です。
将来は、「職場のメンタルヘルス向上」や「働く人のストレス軽減」のために「笑いヨガ」を活用したいと考えています。